香港人と自転車 |
香港人ほど自転車に乗るのがへったくそな民衆もいないでありましょう。 確かに自転車で生業をたてている一握りの人々・プロパンガス屋なんぞは自転車に プロパン2つも3つもくくり付け、尚も走る車の間を縫うように走り抜けていきましょうから 「おお〜っ、負けた!」とは思いますが、ここで問題なのは一般の民衆なのです。 香港は交通の便が極めて良いし、買い物の便良いので、普段自転車を乗る必要性はあまりなさそうです。それに自転車を買っても外に置いたら盗られるし、家に置くには場所を取るなど置く場所に困るので、買わないという人もあります。 そこで自転車に乗るという行為は一種のレジャーと化しているようなのです。 私の住んでる地域には海沿いにサイクリングコースがあるので、土曜日曜になると レンタル自転車に乗った人々がわんさかやって来ます。 子連れあり、カップルあり、学生の集団ありですが、誰とて満足に乗れないのです。 乗れないわけはバランスがうまく取れないからなのです。 ここでちょっと香港人を擁護するならば、香港で主流な自転車はマウンテンバイク型なので、ハンドルを握ると重心が前に傾き、日本のママチャリよりバランスが取り難いのです。それでも、私なんぞは前後に子供を2人乗っけて走ってるんだぜ!すごいんだぜ! だから、乗れないのなら乗らなきゃいいのに〜と思ってしまうのです。 満足に乗れない上に、きゃつらは道徳心がないから道の真中で止まっておしゃべりしてたり、急に進路を変えたり止まったり、ふらふら運転するから非常に危ないのです。 一応、自転車道は左側通行になっていて、右側と左側の間に所々ポールが立ってたりもするのですが、持ち前の秩序の無さで縦横無尽に来ますし、のろのろ走ってるので 「どかんかい!」と後ろからベルでも鳴らそうものなら、びびって転倒したりしますので、 うっかりベルも鳴らせないのです。 そういえば、以前読んだ新聞記事で、ポールに激突し、サドルに股間を打ち付けたおっさんがいたのを思い出しました。その時の新聞記事の見出しは確か『睾丸爆裂・・』だったでしょうか。痛そうですね! 高校時代、門限ギリギリの自転車通学でかなり鍛えられ、競輪選手並にこげる私から見ますと、香港人は一部の輩を除いては、いちゃいちゃきゃあきゃあして真剣味がたらん!よって自転車に乗る資格なし! |